2010年12月31日金曜日

私的映画ランキング2010

私的2010年映画ランキング(2010年に映画館で私が見た基準)。見たのは36本でした。

2010年11月29日月曜日

米澤穂信「折れた竜骨」


米澤作品は古典部シリーズ、「さよなら妖精」、「ボトルネック」など日常の謎型ストーリーが多いと思っています。
これらの作品はストーリーが主でその中に謎解きが埋め込まれており小説の旨みや苦みを楽しめますし、ここが持ち味じゃないかと思っています。

「折れた竜骨」は魔術がある中世欧州を舞台とする事で本格推理を展開する舞台を構築したという意味で直球の本格推理勝負に出た作品。
戦闘シーンや細やかに書き込まれた世界観は素晴らしいのですが、私には何かが足りない。。。
多分もう一度読み返さないと結論は出そうにないのですが、一つ思い当たるのは今回のトリックは読んだタイミングではなるほどと思いつつも、それって分かる訳がないと思わせてしまっている点が問題の一つ。ある意味凄いロジックだけど、それって読み手の事は考えてないように思える。
ネタバレは出来ないからこれ以上は書きませんが、小説としては納得しかねるオチだなぁ。。。

この種の作品の先達としては北山猛邦さんの「少年検閲官」がありますが、
同作品を超えられていないように思えます。
こちらも本格推理の系譜に属する作品ですが独特の世界観、終末感は素晴らしいものがあります。この作品の終末感は未だ記憶に残っています。
こちらも東京創元社のミステリ・フロンティアレーベルですね。
少年検閲官 - 北山猛邦|東京創元社 http://ow.ly/3gr6a


「少年検閲官」で持ち込まれたルールはありえない世界観です。
ただ現代世界がベースなのでそのありえなさが想像力をかき立てる。
「折れた竜骨」は緻密な世界表現と言ってもそもそも中世に詳しい訳ではないし、そこで魔術解禁されても足腰が弱いのでファンタジーになってしまう問題。
正直別に中世欧州でなくても中世日本で良かったのではないか。
だとすれば、まだ立脚点があるのでそこで呪術が入ってきてもしっくり読めたと思う。
結局、修道士カドフェルシリーズに免疫があるかどうかなのかなぁ。。。
悪い作品じゃないけどいつものように没入し損ねたのが残念。

2010年11月14日日曜日

名古屋フィルハーモニー交響楽団第374回定期演奏会『サンクトペテルベルク』

名古屋フィルハーモニー交響楽団第374回定期演奏会『サンクトペテルベルク』
日時:2010年11月13日(土)16時〜17時40分
場所:愛知県芸術劇場コンサートホール
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
指揮:井上 道義
コンサートマスター:日比 浩一

2010年9月21日火曜日

2010年9月4日土曜日

8月に読んだ本

2010年8月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3831ページ

2010年8月15日日曜日

美濃東部農道

岐阜県の国道156号線と国道41号線の狭間にある県道を走行中に突如立体交差に遭遇。なんだろと思って走ってみたら、美濃東部農道でした。今日走破したのは上之保と横谷峡の間の下呂関隧道と関上之保隧道。完全片側1車線道路と立派なものですが、すれ違ったのは山菜採りと思しき軽トラック1台だけ。
ググってみた限りでは、2012年度に美並〜恵那23.5km全線開通とされていますが、どのようなルーティングになっているのか気になります。全線この規格だったら北を郡上八幡へ抜ける国道256号線より使い勝手は良いと思いますが、どの程度の交通量を見込んでいるのやら。。。


計画を紹介しているページ。図の解像度悪過ぎで全線新規事業なのか、国道等縫ってつなぐ構想なのかも分からないのが残念。
http://www.aric.or.jp/03_book/51_60/no52/sinki/mino.htm


森林総合研究所森林農地整備センター近畿北陸整備局京都事務所
美濃東部整備事務所をクリックすると「美濃東部農用地総合整備事業」の概要が確認出来ます。粗いながら文字が読み取れる地図もあり、この農道の全貌が一番分かるページでしょう。
http://www.green.go.jp/seibikyoku/kyoto/index.html

追記:2012年秋の金山〜美並区間(国道256号線〜国道156号線)の状況をこちらにまとめました。

2010年7月25日日曜日

2010年7月4日日曜日

[映画] 「SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー傷だらけのライム」


2010年7月4日シネマスコーレで見てきました。上映後、入江監督と出演者のミニトークコーナー付です。

2010年5月30日日曜日

新日本フィル可児公演『新世界』

日時:2010年5月29日(土)16時〜18時
会場:可児市文化創造センター主劇場

指揮:クリスティアン・アルミンク
管弦楽:新日本フィルハーモニック交響楽団
ピアノ:高橋礼恵
コンサートマスター:西江辰郎

演目:
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲変ホ長調第5番『皇帝』作品73
 ドヴォルジャーク:交響曲第9番ホ短調『新世界より』作品95
アンコール
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

2010年5月23日日曜日

ゼブラーマン2

三池監督のアベレージヒッターぶりは納得。
でも昔の特撮に愛があるようにみえて王道から逸らした作品作りを見ると結局この種の作品のファンをバカにしているようにしか見えない点はどうなんでしょうか。特に最後のとあるシーンは、監督と脚本家が尻を出してあっかんべーしているシーンしか思い浮かびませんでした。

名古屋フィルハーモニー交響楽団第369回定期演奏会II『バーセル』

名古屋フィルハーモニー交響楽団第369回定期演奏会II『バーセル』
2010年5月15日(土)16時開演
愛知県芸術文化センター(愛知県芸術劇場)コンサートホール
座席:2階R2列
指揮:ティエリー・フィッシャー
ピアノ:北村朋幹
演目:
 オネゲル:交響曲第4番「バーセルの喜び」
 ラベル:ピアノ協奏曲
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

2010年5月22日土曜日

プレシャス

8日に見てきました。TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」シネマハスラーのPodcastを聞いた上で書いています。(かなり影響を受けました。。。)

劇場版文学少女

8日に見てきました。ちなみに原作は一通り読んでおります。。。

2010年5月10日月曜日

GWツーリング

5月1日(土)21時名古屋出発。東名阪自動車道で伊勢方面へ。勢和多気ICで国道166号線へ入り道の駅飯高駅に23時過ぎ到着。ほぼ満車の駐車場の空きを捜して仮眠。

2010年4月18日日曜日

マイレージ・マイライフ

4月4日(日)9時の回で見てきました。公開から少し立っているせいか最寄の映画館でかかっているのは2館だけ。何故かその2軒は近いんですよね。。。不思議な配給だなぁと思ったり。

第9地区

4月10日(土)公開初日の最終レイトショーで見てきました。
タイトル、昔のSF映画ノリを狙っているんでしょうか。今時なら普通「ディストリクト9」と付けたと思いますが……まぁ、直訳だからいいのか?
以下、ネタバレもあるので、

2010年4月11日日曜日

ソラニン

4月4日(日)、小牧空港のシネコン21時20分の回を見てきました。
客は1/3程度の入り。この時間帯でこれだけ入っているのは多い方だと思います。終演後だと車がなきゃ帰れないですからねぇ。ここ。

2010年3月28日日曜日

半分の月がのぼる空

3月28日(日)伊勢・進富座の10:45の回で見てきました。

ブルーノ

27日(土)夕方に見てきました。下準備せず見たのでどのような観客想定か分からず大混乱。自宅に戻ってタマフルに応募したら読まれましたが、今一の出来になりました。これが読まれるんだもんなぁ。分からんもんです。

2010年3月22日月曜日

Carnation Live Tour "Velvet Velvet Again" at Kobe

開演は19時20分過ぎ。機材車両が開演の1時間前に到着。原因は三連休で名神の滋賀以西の渋滞……というのが私も巻き込まれそうになった為。
出発前にJARTICで渋滞情報チェック。東名阪→名阪国道の方がマシ(こちらの渋滞は東名阪の四日市付近……原因は伊勢湾岸道の合流があるため)だったので、そちらに迂回したのでした。最後、阪神高速湾岸線に出ずに神戸線で三宮付近へ出られると思ったのはどう考えてもミス。湾岸線→六甲アイランド→ハーバーハイウエイが吉だったと思います。

※感想詳細は"Velvet Velvet Again"ツアーが終わったら掲載予定。

2010年3月13日土曜日

ハートロッカー

アカデミー賞受賞作。来週から上映館拡大になるみたいですが、早く見たかったので近そうな上映シネコンを探して1回目の上映を見てきました。
以下、ネタバレ警報発令!

2010年3月11日木曜日

SRサイタマノラッパー

9日夜、名古屋のシネマスコーレで見てきました。
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」名物コーナー「シネマハスラー」で宇多丸師匠の昨年度No.1に輝いた映画です。
見てみたいと思いつつ機会がなかったのですが、ツイッターで名古屋で1日だけ上映されるとの情報に接し、速やかにスケジュールに入れてその日を待ったという体です。

なんとか残業を切り上げてシネマスコーレへ。雨の中、入り口に辿り着くとどこにも「SR」上映との表記なし。シネマスコーレの方に思わず「サイタマノラッパーですよね。今日」と確認。間違っていない事が分かるとすぐ入場料を支払って席に陣取って上映を待ちます。

これより、ネタばれ警報発令します。

2010年2月26日金曜日

テストパイロット イン ジャパン

小説家がノンフィクションで描く空自飛行開発実験団。F-2を主体に話が展開。各務原の空自の写真多数。
弱点は写真数にせよ文章にせよ中途半端。あと著者の鳴海章氏の趣味的な面が多く、その分冷徹なノンフィクションとしての視点に掛けている点が非常に残念。このテーマ自体は大変魅力的ですし、もっと掘り下げて欲しいと思った次第であります。

2010年2月21日日曜日

涼宮ハルヒの消失

20日に時間調整にシネコンに駆け込んで見てきました。

インビクタス

インビクタスは13日、レイトショーで鑑賞しました。
とある郊外のシネコン。21時前開始にも係らず、1/4程度の客の入りと思っていたより多い印象。

2010年2月17日水曜日

移転

はてなダイアリー http://d.hatena.ne.jp/mark23/ からこちらへ移転しました。
どうやらはてなダイアリー→blogger.comにはコンテンツ移行は出来ないので古いコンテンツははてなダイアリー側で復旧させようと思います。

いまいましいiTunesライブラリ

いまいましいiTunesライブラリの移動方法についてメモ。
  1. iTunesでライブラリの統合を実行。
  2. 環境設定でライブラリの位置を移転先に変更。
  3. ライブラリの整理でiTunesコンテンツを移転先へコピー
  4. 元の保管場所からiTunes LibraryとiTunes Library.xmlを新保管場所へコピー。ライブラリの整理を実行したことで保管場所の情報自体は変更済という理屈。
  5. Optionキーを押しながらiTunesを起動。新保管場所を選択。
この方法で今のところはうまく行っています。